「福音の光」3月号メッセージ
死は終わりではない
日本イエス・キリスト教団 池田中央教会 牧師 鎌野善三
鎌野善三牧師ご夫妻 「わたしのお墓の前で、泣かないでください。そこにわたしはいません。死んでなんかいません」という歌が、多くの人々に愛唱されています。「人は死んだら終わりだ。何もかもなくなってしまう」と思っている人にとっては、馬鹿げたことのように思えるかもしれません。しかしこの歌は、愛する者を失った人々に、大きな慰めと励ましを与えていることは事実でしょう。
どんな金持ちも、有名人も、学者も、スポーツ選手も、生命(いのち)あるものはいつしか尽きる時を迎えます。あなたも私も、決して逃れられないのです。老後のために準備はしても、死に対してはいかがでしょうか。私たちがその時を迎えた時に、微笑んで「お墓の前で、泣かないでね」と言えるでしょうか。
教会では、冬のクリスマスと同じほど重要な行事を春先に祝います。イースター(復活祭)と言って、今年は三月二三日です。今から約二千年前、墓の前で泣いている人々に、「彼はここにはおられない。よみがえられたのだ」と、イエス・キリストの復活が知らされました。そして、復活のキリストと出会った人々は、どんなに馬鹿にされようが、「私たちは復活の証人だ」と言って、キリストが自分たちと共におられることを、力強く宣べ伝えたのです。そしてこの良い知らせは、今日の私たちにまで届きました。
キリストは「千の風」以上の方と、私たちは信じています。そして、キリストの復活を信じるとき、お墓の前で泣くことも、死が永遠の別れだと悲しむこともなくなるのです。


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